ハチドリ日記

聡明で繊細、ギフテッド児子育て日記

【過興奮性(OE)に、どう接するか】

ギフテッドの特徴の一つであるOverecitability。


精神運動性OE、知覚性OE、想像性OE、知性OE、感情性OE と5種類あると言われますが、Aは感情性が過剰です。
恐らく精神運動性OEが吃音にも関わっているように感じますが、感情的に激しい以外は、今のところあまり支障はありません。

 

感情が激しいので、
ーすぐ怒る。
ーいつまでも怒る。
ー泣き叫んで怒る。
ー癇癪を起こす。

これは、本人はもちろん辛いでしょうが、親も結構辛いです。

今やろうと思ってたことを言われた(着替えなさいよ、とか)、今使いたいものが見つからない、雨で予定が変わった。
そういったことに地雷があり、これを踏むと癇癪を起こす。

 

これについては、臨床心理士の先生からもアドバイスをいただき、①共感→②タイムアウト→③言語化、の手順で対応しようと心がけています。

①共感:
感情に善悪や正誤はなく、ただただ感情の波が襲ったということだけ共感する。
全然大切にしていなかった物がなくなったとしても、親の形見を失くしたくらいの絶望を感じるのかもしれないと理解する。

 

タイムアウト
 場所を変えたり、そっとしておくなどして、クールダウンする。 

 

言語化
○○が○○で○○だったんだね、泣き叫んでも周りが困るだけだから、そういう時は○○するといいかもね、など言葉にする

 

が!これが難しい。

まず、何回も連続して爆発されると、こちらも①共感が難しくなります。

正直「また?」となりますし、登校時間が迫ったりします。

②はもうほっておくとして、③の言語化は私も苦手なのです。
そこはAの親、言語化が苦手なのは親も同じ。

 

OEには全然うまく対応できないのですが、「そういう性質がある」と理解するだけで、随分と親の心は救われているように思います。