ハチドリ日記

聡明で繊細、ギフテッド児子育て日記

【WISC-Ⅳの結果】

検査から2週間ほどたち、結果を聞きに再受診しました。

 

結果は、見立て通りIQ全体は130,偏差70ほど。

「全体の上位3%程度にあたります」と言われても、「じゃあ学年に2~3人はいるのかあ…」とピンと来ない私に、「MENSA入れるくらいですよ!」と熱弁をふるう臨床心理士の先生。

 

特に言語理解と知覚推理が高く、ワーキングメモリと処理速度は平均より少し高いくらい。
その差が大きいことが、「思うように実現できない」というフラストレーションにつながっているのではということでした。
また、差があるのでADHD様の行動がみられるかもしれないが、全てが平均より高いので、発達障害が要因とすることには否定的とのこと。

 

発達検査の結果が出てしまうと、その物差しでAを見てしまい、目の前にいるAが見えなくなるのではないかと懸念していました。
が、結果的には受けてよかったです。
なぜなら、この小1で起こる学校への不適応が、「ギフテッドあるある」だということが分かったから。

 

そして、数字の力は大きい。
本人がまだ十分判断できないだろうということで、学校には検査結果は数字と内容だけ口頭で伝え、結果用紙は渡しませんでした。
それでも、支援の先生などは、「あれか!」と理解してくださり、書字を嫌うことにも、繰り返し学習をしないことにも、大変寛容になったのでした。