ハチドリ日記

聡明で繊細、ギフテッド児子育て日記

【臨床心理士による初回面接】

児童精神科医から紹介いただいたのは、大病院の相談室に勤務される臨床心理士の先生。

 

電話で「土日がいいですか?」とのこと。
発達関係の初診は何カ月もかかったりして、「医療機関を受診するなら平日に時間作って来い」という圧力を感じていただけに、「え?」と力が抜けました。

 

約束をして伺うと、ぐいぐいコミュニケーションというより、研究者っぽい雰囲気の男性の先生。
Aは男性の方が安心するようなので、ちょっとリラックスして見えました。

 

成育歴や困りごとなどのヒアリングのあと、驚いたのは先生のAへの話し方。

「Aさん、最近はいかがですか」→「…まあまあ」→「そうですか、まあまあ。了解しました…。」
「夜って、よく眠れますか?夜中に目が覚めたりとかされませんか?」→「すぐ寝てる」→「そうですか、了解しました…。」
「遊びって、何がお好きですか?」→「将棋とか?」→「将棋されるんですね、どんな手が好きとかありますか?」→「ええっと…飛車とか?」→「なるほど、飛車。了解しました…。」

 

まず、小学1年生を相手に、言葉使いが大変丁寧。
そして、なんでも同じテンションで了解してくれる。
その話し方とテンポがクセになってしまいました。

 

受診の結果、「落ち着いて座って話しているし、発達障害疑いは否定的です。また、話している限り知能的な遅れはなさそうですし、むしろ高いように思います。得手不得手が分かるのは利点なので、発達検査してみるとよいと思います」とのこと。

この日の受診は、児童精神科からの紹介だからなのか、無償でした。