ハチドリ日記

聡明で繊細、ギフテッド児子育て日記

【児童精神科の受診】

やっとのことで受診にこぎつけた児童精神科。

 

自宅から車で40分程度、保険診療で自己負担なし。学校は困っているものの、家庭は困っていない状況では、「まあそれなら…」という条件で受診することができました。

 

受診のため、学校を早退するために小学校へ迎えに行くと、送りだしてくれた担任の先生の顔には、「これでこの子の問題が明らかになるはず」という期待が見えたような気がしました。

 

初診時、くるくる回る椅子に座ったAは、いつもに増して落ち着きがない。
また、世間話的な会話にもはっきり答えようとしない。
洞察力のある子なので、観察されている感じをひしひしと感じているんだろうなあと思いました。

ひとしきりAと話し(「まあね」「そう聞かれると答えるの難しいなあ」など、Aの答えはあいまいでしたが)、学校の困り感や生育の様子を聞いた児童精神科医の先生は、次のように整理してくれました。

 

ー状況を確認するのに参考になるので、臨床心理士のところで発達検査を受けてみては。
ー学校へは、「とりあえず医療機関にはかかったよ」と伝えることで、学校のストレスも軽減されると思う。
ー本人は、何かが辛いのは間違いないので、授業中一人で過ごせる場所(校長室は理想的)を確保してもらう。

 

本人の状況をよりよく知るとともに、学校対策も考えてくださったのでした。
振り返ると、学校とのやり取りに保護者がストレスを抱えると、それが結局本人を追い詰めて悪化する。
そのことからも、学校対策は大事!なのでした。

 

児童精神科は継続して受診し、別途提携の大病院勤務の臨床心理士に発達検査を予約することにしました。